かわらの住人

群馬県より毒を込めて

ロード・オブ・ザ・シーフ

上司が屑人間である。

 

こいつは普段自分(僕)が面倒を見て懇意にしている営業先を、隠れて己のノルマにえげつない程利用し甘い汁だけを吸う。


甘い汁を散々吸い尽くして荒野のようにした後は新規開拓のような無理な営業を自分に強要してくるのである。


事を荒らげるのは好きではないが、どこぞの直樹よろしく(見た事ない)やられたらやり返さないと気が済まない質の自分(作品より多分程度低い)。


他の支所、他所の上司に会う時は積極的にこいつの"活躍ぶり"を披露する事を心掛けている。


そんな事を二年以上続けていたら、彼の活躍は狭い世界に浸透してきたようで、語り部冥利に尽きる思いである。