ある毒にも薬にもならない資格の試験勉強の為仕事終わりに喫茶店へ通っている。
しかし手遊びに携帯を手に取ってはtwitterを開いて一喜一憂したり、このような書き物を始めてしまうのだ。
周りでは、
マッチング系アプリか何かで知り合い初めて会ったであろう敬語で話すアベック、
二人掛かりで小癪な雰囲気の男を落とそうとしている何らかの信仰者、
破格の時給を如何にも遊び慣れた雰囲気の女に提示している輩…
毎日何がしかの出会いや人間模様が垣間見えるこの空間は常に自分に新鮮な刺激を供給してくれるのである。
ここで教本やノートを開いている間は試験に受かる事は恐らくないであろう。