鈍感力
『鈍感力』
このタイトルで新書を出してみたい。もしかしたら既に出版されていて記憶の片隅に焼きついていたものかもしれないが。
近年忖度という言葉がフィーチャーされているが、過度に頑張り過ぎるとそれが当たり前になって有り難みが薄れていくし、求められるハードルは際限なく上がっていく。
その結果自分は読心術を備えた奴隷となってゆき、相手の無言の要求通りに事が進まないと逆に苦言を呈され叩かれるという逆転現象が起こるようになる。
そんな事にならない為には相手の無言の求めには要所だけ気を遣い、「そんな事自分でやれよ」と思うような時は忙しいフリをしたり、聴こえないフリをする事が肝要である。これが自分のいう『鈍感力』である。
やりようによっては出世し高給取りになれる環境ならばまだしも、ボーナスすら危うい斜陽職場の下の人間が大したことない上司に媚びへつらうと思うなよ。