かわらの住人

群馬県より毒を込めて

未知の世界

ネトフリの『ストレンジャーシングス』というアメリカドラマシリーズがおもしろい。

 

少年達やその家族、超能力を使うヒロイン等が普通の世界とは別の裏の世界から来る怪物と戦う物語である。


3シリーズを見始めたら止まらなくなって半日観ていた。


本当におもしろいので暇を持て余してる人には是非お勧めしたい。

 

陰険な復讐者

同じ部署の三十代女子二人と自分で月一でご飯に行く謎の会をかれこれ一年くらいやっている。

 

主に一人の威勢の良い女子が溜め込んだ愚痴の捌け口になる為の招集である。


あまり女子社員と就業時間外で会う事もないので自分も重宝している。


というのも、自分もその場で屑上司の愚痴をこぼす事で、そちらの界隈でもそいつの悪評を緩やかに回る毒のように伝播させる事が出来るのである。


その成果もあり、外面良くしている屑上司の屑たる所以は大方白日の下に晒され、今ではかなり嫌われている。

 

保険過剰営業撲滅運動

かんぽ生命の不正販売問題がここの所連日報道されている。

 

嘘か真か日本郵便・かんぽ生命は金融庁と反りが悪く目をつけられ突かれているとか。


今回の件で言われる『不正販売』は恐らくかんぽに限った話ではない。


大手で保険売りをしている知り合いに聞くところ、彼の会社も似たような事は横行しており、いつ矛先が向けられるか戦々恐々としているようである。


現場の人間はグレーなテクニックを使って見せかけだけでも数字を作らないと上から叱責されるので彼等を責めるのはやめられたい。


その代わり会社本体は跡形もなくなるほどボコボコに叩いて、日本から非現実的ノルマを現場に課す会社の排斥の先駆けとなってほしい。


そして自分も常々内部告発出来る側の人間でありたいと思っている。


そういえば宣伝も辞めたのか最近イノッチのかんぽのCMを見なくなった。熱い風評被害であろう。

 

修羅の街

三十年近く前に地元で起きた猟奇殺人事件の犯人の一人が書いた文庫を長らく古本屋で探しているのだが、一向に見当たらない。

 

事件の名前を聞けば、同年代くらいの人なら聞いた事があるかもしれない。


もう諦めてヤフオクで検索したら、文庫としては破格の五千円で出品されていた。


散々逡巡した挙句、ままよ!と入札してしまった。


今はちょっとウキウキしている。

 

読めない男

歳を取るに連れて読書ができなくなってきているのをはっきりと感じる。

 

学生の頃は週に2、3冊は苦もなく読めていた。


ライトノベルに嵌っていた時期は一日一冊ずつ読んでいた。


今では引き込まれるものでなければ途中でドロップアウトしてしまう事すらある。


なんなら漫画ですら読みきれない時もある。


悲しいかな、老いたものである。

 

永遠に続く愛の謳

今週のお題「わたしの好きな歌」

 

昔からEvery Little Thingが好きで今も良く聴いている。

 

特に好きなのが『Over and Over』という曲である。


別れを繰り返して真の愛を求める様を終わらない旅に例えたメランコリーなバラードである。


以前友人に「付き合うから別れるまでやった後、この曲を聴きながら夜の公園で星を見上げて歩きたい」と話したら、


「酔いしれたいだけだろ」と一蹴されてしまった。

 

光と音のロマン追いかけて

パチンコ屋に行く大人を社会の底辺くらいに思っていたけど、この歳になって彼等の気持ちが分かるようになった。

 

社会人となり、友人と会う頻度も減り、休日何処に行くかといえば、近所の古本屋かイオンくらいのものである。


それを何年か繰り返すとどうなるか?飽きるのである。


そこら中にある箱を今まで疎ましく見ていたが、今では最上に楽しそうなゲームセンターに見える。


金銭面というリミッターでもってなんとか今は行かずに保っているが、この先かつて軽蔑の視線を送っていた彼等の一員となる日は近いのかもしれない。