かわらの住人

群馬県より毒を込めて

半透明人間

歳を重ねるにつれ自分の存在が希薄になっていく実感がある。


社会人になって新規の人間関係作成を放棄してきた結果なので当然といえば当然の結果である。


そもそも人の輪の中でやいやいやる事が好きではないので良いのだが、家族も仲が良いのは別居の弟くらいのものでプライベートでの存在は無に等しい。


かといって仕事が人一倍出来る訳でもない。


また子供の頃から写真を撮られる事が大嫌いなので、自分が生きてきた証拠も無い。


自分が急に死んでも「連絡取れないけどまぁいいか」で特に深掘りされる事ないだろう。